投げ銭サービス”Ko-fi”を設置してみた

はじめに


Mergelyというオンラインで使用できる差分チェックツール(平たく言うとMacでも使えるWinMerge)、かなりの頻度、業務で使用していますが、ある日右上に見慣れぬ可愛いコーヒーカップアイコンが。

クリックして移動してみると、「Mergelyを気に入ってくれてるならコーヒー奢って❤️」とのメッセージと振込フォームがありました(次のページでクレカ情報入力)。おお、投げ銭サービスか。

軽く検索してみてKo-fi自体にあやしい感じもないし、これまでずっと無料でMergelyを使わせてもらってたわけだし、しましょう、しましょう、投げ銭しましょう。

こういうサービスはいいな〜と思い、このブログにも設置してみます。
今日び、不愉快で大量なWEB広告を避けるために皆Ad Blockの類のアプリや機能拡張を入れてるでしょ?(私は入れてます) 広告設置で稼ぐシステムは破綻しかけているわけですよ。だったら投げ銭の方がスマートじゃないのか?
とはいえ、皆さんに投げ銭してもらうつもりはあまりありません。アフィリエイトの設置のように「Ko-fiを設置する経験」がメインの目的です。
良さげなら音楽活動している友達へ、サイトに設置を提案してみようと思っています。

はじめてみよう


英語のサイトですが、ほぼ悩むことなくサクサク進めることができます。

  • Ko-hiでアカウントを作りマイページを作成
  • 受け取り用に自身のPayPalアカウントと繋げる
  • SNSでシェアする or コードをWEBサイトに設置する

有料版もありますが無料版で十分かと。
投げ銭の5%がKo-hiに手数料として入ります。消費税以下ですよ、良心的〜!

デフォルトで米ドルのところ日本円にも変更できます。通貨だけ変更した結果↓

ーー3円ではコーヒー買えないよ! もちろん数値も変更できますが、ややこしいので素直に米ドルに戻しました。皆、分かるだろ。

投げ銭の最低金額も設定できます。デフォルトでは金額欄に「3」の数字が入ってますが、1ドルから投げ銭できるように設定しました。1ドル相当でコンビニコーヒー買えますからね。

唯一、設置用のコードをどこで取得するのかで少し悩みました。「Settings」でしょと思いきや「Settings」じゃないという。
「More ways to earn(稼ぐさらなる方法)」の欄の「Buttons & Widgets」が正解でした。
(今時はインスタやYoutubeなど動画配信での使用が多いんだろうなぁ)

テキストボタン、画像ボタン、埋め込みウィジェット、Wordpressプラグイン等、設置する種類が選べます。文言や色もカスタマイズできるなど結構自由度が高いです。

このブログではフッターとPC時のヘッダーメニューに設置してみました。ヘッダーメニューはタブレットサイズで表示崩れを起こしてますが、タブレットで見てる人はほぼいないからいいかな。

経理の件

確定申告をしている身ですから、ここ重要です。

自分が投げ銭をした場合

業務とは関係ない大好きな絵師に……といった場合は経費計上はできないでしょうが、今回で言えばMergelyといういつも使用しているサービスへの投げ銭ですから実質使用料と判断。他のオンラインサービス費を計上している「通信費」にまとめました。
ま、これは人によって科目が違ってくると思います。


上記のページでは配信者向けの解説であり状況は違いますが「広告宣伝費」「研修費」を勧めています。
どの科目にするにせよ、税務調査に入られたときに曇りの無い眼で答えられるよう、後ろめたくなくしましょう。

自分が投げ銭をもらった場合

もらった場合はどうなるのか? コーヒー代をうたっている投げ銭ですが、稼ぎは稼ぎ。


こちらも配信者向けの解説ではありますが、ざっくりまとめると

  • 個人事業主なら「事業所得」
  • 副業なら「雑所得」

としています。

私は個人事業主で副業というややこしい立場ですが、これまでX Serverの友達紹介キャッシュバックを「雑収入」に計上しているのでそれに合わせます。
このブログは基本的にWEBやデザインの技術系ブログです。しかし、一番アクセスが多い記事は姉のオタク部屋を片付けた記事という😓 技術系の記事をもっと頑張れってことで!

最後に

こういうのって金欲しさのあまり、あちこちに目立つように設置したら訪問者も気持ち悪いだろうし、適度に留めたいところです。
WEB広告でも画面の半分が広告という鬱陶しいブログが一時期多く(ブログで月いくら稼いでます!!という鼻息荒い報告とセット)、そういうサイトに行き着いてしまったときは即離脱しますもんね。
欧米の気軽なチップ文化・ドネーション文化の延長のサービスですし、軽やかに行きましょう。