このページではunderstrapというテーマを使った場合の子テーマ作成についてまとめています。
wordpress全般での子テーマの作成やベーシックな知見などは下記サイトで詳しく&分かりやすく解説されていますので、参照になさってください。
目次
下準備
- さくらインターネットと契約、ドメイン取得(whois情報公開代行の状況も確認)
- さくらインターネットのコントロールパネルからデータベースを設置し、WordPressをインストール
- テーマ「understrap」をインストール
understrapを選んだ理由
- Bootstrap4を使ったテーマだから
- 今後、仕事で使いそうだから
- ぶっちゃけ弊社社長に研究しとくよう言われたから
understrapの気に入ってる点
- Font Awesome v4.7がデフォルトで使える
understrapのイマイチな点
- 軽くない
子テーマを作成
色々やり方はありますが、まず自分がやりやすい方法で進めます。
FTPでログインし、wp-content/themes の配下に understrap-child フォルダを作成。
functions.phpを作成
<?php
add_action( 'wp_enqueue_scripts', 'theme_enqueue_styles' );
function theme_enqueue_styles() {
wp_enqueue_style( 'parent-style', get_template_directory_uri() . '/style.css' );
wp_enqueue_style( 'child-style', get_stylesheet_directory_uri() . '/style.css', array('parent-style')
);
}
?>
正直、functions.php
についてあまり詳しくないので、子テーマ作成時のベーシックな記述を参考にしています。
2020.11.12更新:function.php
と記載してましたが、functions.php
に修正しました。
style.cssを作成
/*
Theme Name:understrap-child
Template:understrap
*/
今の段階では子テーマを有効化できるようにしたいだけなので、最低限の記述をしています。
functions.php
とstyle.css
をunderstrap-child
フォルダ内にアップロードすることで、テーマから作成した「understrap-child」が選択できるようになります。
まだカスタマイズ作業はしていないので、親テーマのstyleがそのまま反映されます。
ダッシュボードからのカスタマイズ
この段階ではまだcss
を触っていないので細かいカスタマイズはできませんが、カテゴリー追加、メニュー(グローバルナビ)項目追加などができます。
カテゴリー項目追加/削除
メニュー項目追加/削除
ここでグローバルメニューの編集もできます。
このサイトのようにブログ型表示の場合はいいのですが、サイト型表示で色々凝りたい場合には普通にheader.php
に記述するパターンが多いですね。
サイドメニュー他に項目追加/削除
「外観」の「ウィジェット」から、ここでは「右サイドバー」を触ります。
デフォルトの状態で「検索」「最近の投稿」「最近のコメント」「アーカイブ」「カテゴリー」「メタ情報」が並んでいるので、不必要なものは削除します(必要なら後から再度追加できます)。
特に「保存」等押さなくても反映されますし、空にすると「右サイドバー」自体が非表示扱いとなります。
見出しやリストのデザインはCSSで調整します。
メインビジュアル部やfooterにサイトマップを加えたいなどカスタマイズしたい場合、ここでカスタムHTMLで編集もできますが、テンプレートphpを触った方が早い気がします。
シンプルなリストではなくサムネイル画像も付けたい、タグのデザインを変えたいなどあったら、「Recent Posts Widget Extended」「Simple Tags」といったプラグインを併用します。
Bootstrap4からBootstrap5へ変更
親テーマのUnderstrapでBootstrap5に変更していても、子テーマ作成を有効化するとBootstrap4が適用された状態に戻ってしまいます。
「外観」び「カスタマイズ」から「テーマレイアウト設定」へ入るとBootstrapのバージョンを変更できます。
次回、css
でのカスタマイズに入ります。