「Apple TV+」これを観て!|長編シリーズ編

はじめに


Apple製品を買ったら「Apple TV+」の無料お試し期間が付いてきた!
購入するApple製品によって無料お試しの期間は異なるようですが(私はMac miniの購入で1年間のお試しが付いてきました)、Appleが運営する動画配信サービス「Apple TV+」の無料お試し期間が付いてきました言われても、じゃあ何を観たら良いのか悩む方も多いんじゃないでしょうか?
日本ではNetflixやAmazon Primeほどメジャーじゃないため(アメリカだとそれなりにメジャー)、どの作品がオススメなのか分かりずらい……! しかもSNSに「Apple TV+」の日本公式アカウントすら存在しないというのんびりした?上品な?広報スタンス……!
そんな方への参考になるか!ならないか!?、私が観たオススメの作品を紹介していきます。
Apple製品買ってないよという方は、1話無料公開している作品もあるし、1週間の無料お試しもありますよ!

追記:20260118

作品リストが長くなってしまったので、記事を分割します。この記事では長編シリーズをまとめます。
リミテッドシリーズ、映画はそれぞれ下記になります。


ざっと簡単にオススメを書きます(長編、リミテッド、全部混じってます)。
さくさく気軽に見たい→1話30分のコメディーがおすすめ。「テッド・ラッソ」「アカプルコ」
SF大好き!→粒揃いですぞ!「フォー・オールマンカインド」「ファウンデーション」
重厚な作品が見たい→「窓際のスパイ」「ハイジャック」
歌って踊ってほしいわ!→「シュミガドーン」「セントラルパーク」
スターが出てなきゃイヤよ!→「ザ・モーニングショー」「ザ・スタジオ」
社会派ドキュメンタリーはある?→「ボーイズ・ステイト」「テレビが見たLGBTQ」
子ども向けは?→「スヌーピー」は安定の人気ですね。「フラグルロック」もいいぞ。
オタク向けは?→ひとくちにオタクって言っても嗜好は幅広いけど……「モナーク」「神話クエスト」
Apple TV+ってトンチキな作品はないの?→「ザ・スタジオ」「シュガー」

長編シリーズ作品

Apple TV+のドラマシリーズといえば、映像がきれい! 脚本が良い! 主演俳優が制作から関わっているため演技がノッてる! と質の高さで勝負しています。
また、グループとしての横軸のブランディングがしっかりしていて、例えばLGBTQ+が分かりやすいんですがApple TV+としてどう取り扱うのか、どう意識を高めて(進めて)いくのかが現在進行形で更新されていっています。
グループといえば、サブを固める実力的脇役俳優は別のApple TV+の作品にも登場したりと、「この俳優イケてた」リストが共有されてるな??と睨んでいます。

ドキュメンタリーもイケてるので、好みの作品と出会えたら最後まで突っ走ってください。


「プルリブス」

ジャンル:SF 終末もの
対象年齢:全般

アメリカのしがないメロドラマ作家のキャロル・スターカが主人公。ある日謎の地球外生命のウイルスによって人類が乗っ取られてしまう。おぞましいゾンビ、ではなくピースフルな集合精神に。地球上でウイルスが効かず?乗っ取られなかった人類は数人。集合精神は彼らを同化するために近づいてくるーー。

藤子・F・不二雄「流血鬼」を思わせる世界観です。「敵」はピースフルな存在なので悪なのかどうかも分からなくなります。シニカルで感情的な白人のキャロルと他の乗っ取られなかった人たち(全員有色人種)とのギャップも「そうだよね」みたいな😅
「セヴェランス」を抜いてApple TV史上最高の視聴者数を記録したそうで、今一番ノリにノッてるシリーズです。


「マーダーボット」

ジャンル:SF コメディ
対象年齢:全般

マーサ・ウェルズ著「マーダーボット・ダイアリー」が原作。
ハッキングして自我を得た警備ロボット(人間嫌い)が、大好きなB級ドラマ「サンクチュアリムーンの興亡」の視聴と、異星のヒッピー風の科学者たちの警備に関わることで人間性を構築していくストーリー……でいいのかな? まだ配信が序盤なので。

シニカルな弊機の独白が面白いw さらに、この令和にド直球のスタートレックパロが見れるとか! あ、下にオープニング動画貼り付けちゃいますね。
原作が人気SF小説なこともありSNSでの感想が多い! 普段は吹替担当の声優さんの宣伝くらいしか引っかからないApple TV+なのに!

まだ1stシーズンのみですが祝!続編制作決定なのでこちらの記事に収めます。


「セヴェランス」

ジャンル:スリラー SF
対象年齢:全般かな

巨大カンパニーのルーモン社は、「セヴェランス」と呼ばれる外科手術を用いて一部の社員の「仕事」と「私生活」の記憶を分離していた。「セヴェランス」を受けた社員の一人であるマークは、「仕事」と「私生活」の双方で徐々に違和感を覚えていくーー。

ミステリアス極まりない出だしに躓いてこれまで視聴できてなかったんですが、Apple TV+で「テッド・ラッソ」以来の大ヒットとのことで気合を入れ直し、ようやく導入部分を乗り越えてシーズン2まで一気に完走しました。
画面レイアウト、色調、オフィス内の備品に至るまで、デザインしつくされた映像美が秀逸。また、2つの人格を見事に演じ分けるキャスト陣の演技もすごいです。ていうか、クリストファー・ウォーケン様が出てると知ってたらもっと早く観てたよ! 制作総指揮はベン・スティラー(出演なし)。制作側でも多才なんだな。。
管理側のミルチックさんがまた濃いキャラ(演出)で、「フォー・オール・マンカインド」のモーリ、「テッド・ラッソ」のロイ・ケントと並ぶApple TV+ベストキャラの1人です。


「ザ・スタジオ」

ジャンル:コメディ
対象年齢:全般

セス・ローゲン主演&制作。新任の映画スタジオ代表役が一流セレブたちに認められようと躍起になりながら、会社からの要求と創作活動への情熱を両立し映画の存続と意義を守るべく、コンチネンタル・スタジオの同胞たちとともに奮闘する。

ハリウッドの内幕ものと言うとよくある感じがしちゃいますが、脅威の長回しや、豪華過ぎるゲスト出演陣(Apple TV+大赤字なのにギャラ大丈夫か……)、Apple TV+史上最悪の絵面を使ってアートを論じ始めたり、Apple TV+の限界にチャレンジしながらドタバタやりまくってます。

大ヒットで続編やるだろうからこちらに収めときます。


「窓際のスパイ」

ジャンル:スリラー スパイもの
対象年齢:15+

英国諜報組織MI5の中で”やらかした”落ちこぼれ連中が左遷される部署、スロウ・ホースが舞台。ボス役としてゲイリー・オールドマンが伝説的スパイだが汚くて臭くてだらしなく辛辣なジャクソン・ラムを、W主人公で「ダンケルク」のジャック・ロウデンが善良な若手エージェントを演じる。
評判は聞きつつも作品的に本腰入れて視聴しなきゃないのでなかなか観てませんでしたが、やっっと観ました。結果、Season4まで一気観しちゃいました😅 Apple TV+の看板作品の一つなのも評判の良さも納得です。
落ちこぼれ連中だけに「こいつらダメじゃね……」と思わせるので、スパイものらしいスリリングな展開(結構容赦なく登場人物が死ぬ)に余計にハラハラしちゃいます。イギリスらしいユーモアもスパイス効いてて◎


「プラトニック」

ジャンル:コメディ
対象年齢:中年以上

セス・ローゲンとローズ・バーンが、かつて親友同士だったプラトニックな男女を演じる。中年期にさしかかった2人は、数年間の断絶を経て再会。そのハチャメチャな友情が深まるにつれ、2人の人生は愉快にも崩れ始める。

という粗筋ですが、中年、親になっても若い頃のように楽しんでくぜ〜〜!みたいなコメディです。
中年が見ると「あ〜〜あるある」となって笑えるんですが、若い世代が見ると「キッツ……」となるらしく。まぁその気持ちも分かるよ。
セス・ローゲンがこのシリーズで「Appleは作品の内容に口出ししない(好き勝手できる)」と分かり、「ザ・スタジオ」の制作に繋がったそうです☺️


「アカプルコ」

ジャンル:コメディ
対象年齢:全般

サムネ画像が派手な田中邦衛みたいでどうも食指が伸びなかったんですが、見たらメッチャ面白くて一気に見ちゃいました(Apple TV+あるある)。
富豪だけど孤独なマキシモ(「Coda コーダ あいのうた」の音楽教師!)は甥に自分の半生を語りだすーー。
80年代のメキシコのビーチリゾートを舞台に、貧しい出身のマキシモが色々翻弄されつつ恋に仕事に友情に全力投球していくストーリー。メキシコが舞台なため、画面の色彩が鮮やか! 登場キャラたちも負けじと個性鮮やかで、皆陽気でキレッキレのコメディ演技を見せてくれます。
1話30分なのでサクッと見られるのも◎。大作シリーズも面白いけど、良品揃いのApple TV+のコメディシリーズ好きだなぁ☺️


「HOME」

ジャンル:ドキュメンタリー
対象年齢:全般

Apple TV+、最近はドラマの評判が良過ぎてドキュメンタリーの影が薄くなっちゃってますが、ドキュメンタリーもすごいんですよ。映像美はさすがのApple TV+だし、テンションというか人とカメラの距離感も近過ぎず落ち着いて見られます。
そして、この「HOME」ですよ! 世界各地で創造的な家を作り上げている人たちを取り上げていますが、一言で「家」と言いますが、もうこれは人生、生き方の意志、その哲学が具現化したものこそが「家」なのですよ!
スウェーデンでログハウスを温室で囲い冬でも温暖な環境を作り上げた人、シカゴの荒廃した地域の再生と文化の復活を目指す人、全て竹材で複数階層の建物を作り上げる人、香港の密集した都市部で狭いながらもフレキシブルな家を構築した人、寒帯で日本の技術を取り込んで自然と調和する家を作り上げた人ーー、ホント毎回すばらしい。
建物の美しさで目の保養になるし、作り上げた人たちの生きる(暮らす)姿勢にこちらも背筋が伸びます。
Season2まで進んでいくと段々「お金持ちのお宅訪問」を見せられてる気分になってきますが、まぁSeason1だけでも観てください。


「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」

ジャンル:SF 怪獣もの
対象年齢:全般

Apple TV+、お偉いさんにディープな日本オタク(数年以上住んでいたレベルの)がいると思ってたけど、ついにゴジラが来たーーー!

ゴジラの襲撃によりサンフランシスコの街は壊滅的に破壊されたーー。怪獣が実在する世界を舞台とする『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』では、怪獣を調査し2拠点生活をしていた父親の足跡をたどり、家族と特務機関「モナーク」との関係を探る姉弟の2人の姿を描く。
という粗筋で、リアルに怪獣がいる世界線のストーリーです。

主人公ケイトを演じるのは「パチンコ」「SHOGUN」の澤井杏奈。異母弟のケンタロウを演じるのは渡部篤郎とRICACOの息子だけあってスタイル抜群の渡部蓮(とはいえ2世だからではなく、アメリカでオーディションを自力で勝ち抜いて採用されています)。カート・ラッセルも重要な役で出演しています。
皆が大好きなゴジラリブートなので話題沸騰で、このためにApple TV+に加入した人も複数観測しています。
最初の2話までは日本ロケをしているので違和感のない日本描写でストーリーに没頭できるのも◎(でもマンションの中は広い。これは「テトリス」でもそうだったけど、狭いと撮影大変だもんね)。まぁ面白日本描写も好きだけど、ゴジラシリーズでそれは必要ないし。

ゴジラを遭遇する生物学者の祖母の代、行方不明の父を探す謎解きを交えて描写していくので、そこまで怪獣描写は多くありませんが、言うなればアメリカ人が「怪獣物語に俺たちアメリカも混ぜてくれ〜〜〜!」と作ったこの作品、シリーズが進むにつれどう魅せてくれるか楽しみです!

「SHOGUN」のヒットで主役の澤井杏奈ちゃんも忙しくなり続編大丈夫かな……と心配していましたが、26年2月から2ndシーズンが配信開始だそうです。やったね!


「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」

ジャンル:コメディ
対象年齢:下ネタ耐性がある人向け

イギリスのサッカーチームを舞台にしたハートフル(Fxxxとか下ネタとか飛び交うけど)コメディドラマ。
公式の予告動画が日本語字幕すら付いてないくらい、当初はノーマークでスタートしました。1話30分なので空き時間に気軽に観られるのも◎。

とある理由でクラブチームをガタガタにしたいオーナーの策略により、アメリカンフットボールのカレッジリーグの監督テッドがイギリスプロサッカーチームの監督に就任する。当然サッカーの知識は0、チーム内はバラバラ、成績もボロボロ、サポーターは大ブーイング……、テッド・ラッソとAFCリッチモンドはどうなっちゃうの??! がざっとしたあらすじ。
主役テッドを演じるのはSNL出身のジェイソン・サダイキス。ということで喋る喋る!
配信後あっという間に人気が出て「Apple TV+」の看板作品となり、2021年エミー賞の助演男優賞コメディ部門のノミネートに4人が「テッド・ラッソ」の出演者という破天荒なことまでやらかしてました(主演男優賞コメディ部門を受賞したのはもちろんサダイキス!)。

軽〜く楽しめる1stシーズンも良いですし、ノリにノッてきた2ndシーズンも神回連発してきて◎。
3rdシーズンは1回あたりの放映時間が50分近くと長くなっています。サクサク圧縮された構成のこれまでとは大分雰囲気が異なりますね。
日本ではほぼノーマークな今作ですが、キャスト陣がアメリカ大統領と接見したり、NIKEとコラボしたり、ドラマに登場する実在のプレミアリーグのチームがノリノリでTweetしたり、海外では大人気な作品です。

ゴージャスなセレブボス・レベッカを演じるハンナ・ワディンガムは「ゲーム・オブ・スローンズ」で一番サーセイを追い詰めていた石のような修道女セプタ・ユネラを演じていました。なんて、雰囲気違いすぎて言われなきゃ分かんないよ!
こういうこといっぱい言いたいので、皆「テッド・ラッソ」観て! 周囲で誰も「Apple TV+」加入してないから話ができないっ!
追記: 星野源がラジオで「テッド・ラッソ」を大プッシュしてたそうで。でも私が星野源をあまり知らない!(テレビが無いから)


大人気シリーズなのでスピンオフの噂もあるんですが、関連作品として(?)真っ先に来たのがハンナ・ワディンガムのコンサート! 本人は実績のある歌手ですからそりゃあね。
テッド・ラッソ組もゲストで登場してステージを盛り上げます。サム役のトヒーブ・ジモは客席で座ってるだけだったの、ドラマの関係上、実の家族の前では気まずいからなんでしょうかね。。


「ファウンデーション」

ジャンル:SF
対象年齢:SF好きに年齢なんて関係ある?

アイザック・アシモフ原作!!ってだけでSFファンなら観ちゃいますよね🖖
待望の2ndシーズンが配信開始! SFのサガなのですが、現代の価値観やドラマ化のために大胆なアレンジが加えられています。
絵もキャストも世界観も期待できる仕上がりです。1話あたり時間が結構あるので、夜中にうっかり観ちゃうと夜更かし決定になるのが注意ポイント。
PJ版「ホビット」でスランドゥイル様(短気なエルフの王様でレゴラスのパパ)を演じてたリー・ペイスが今作では皇帝クレオン&クローン役で良い存在感を見せています。彼の脱ぎっぷりも見どころのひとつです。

wikipediaで調べたら過去に「ファウンデーション」の映像化の権利をローランド・エメリッヒ(わー↓)やHBO(わー↑)も持っていたそうで。


「ハイジャック」

ジャンル:スリラー
対象年齢:全般

タイトル名が一般的過ぎるためか、日本語字幕の予告編が探せませんでした。
ドバイからイギリスに向かう航空機がハイジャックされる。たまたま乗り合わせた主人公サム・ネルソン、イドリス・エルバが演じてるだけあって見るからに強そうなんだけど彼のスキルは交渉術。無事に家族のもとに帰れるのか?

1話約1時間で、ドラマ内ではリアルタイム進行します。「24」チックですね。現在配信中のため、まだどう話が転がっていくかハラハラしながら見守っています。
ハイジャック犯と戦って対応するパターンはこれまで多かったんですが、交渉術で対応していくパターンは初めてかも。
2ndシーズンは只今配信中!


「サイロ」

ジャンル:ポスト・アポカリプスSF
対象年齢:

巨大な塔状の地下要塞都市サイロが舞台。地上は出たら数分で死に至るほど汚染されており、人々は生まれてから死ぬまでサイロの中で過ごす。生活も生殖も完全に管理された閉塞感、断絶された過去、そんな中サイロの謎を秘密裏に探求していた男が落下事故で亡くなる。事故か自殺かーー。男の恋人だった機械工ジュリエットは恋人の死の真相を探るため保安官となる。

主役のレベッカ・ファガーソン(「DUNE/砂の惑星」「ミッション:インポッシブル」シリーズ)がとにかくカッコいい! ティム・ロビンスも主要キャラとしてApple TV+に初登場! 今作はイギリスで撮影しているようで、UK系のドラマ「シャーロック・ホームズ」「テッド・ラッソ」「ゲーム・オブ・スローンズ」に出てたあの人やあの人も登場してくるのもうれしいポイントです。


「シュミガドーン!」

ジャンル:ミュージカルコメディ
対象年齢:下ネタ耐性のある大人向け

昔のミュージカルをパロディしまくるコメディドラマ。
NYに住むメリッサとジョシュは最近すれ違い気味。脱倦怠期を目論んで参加した旅先で道に迷い、40年代風のクラシカルな衣装で人々が歌い踊るテーマパークのような街シュミガドーンにたどり着く。
唐突に始まるミュージカルへのメタツッコミから、喧嘩別れしたり出会いがあったり、歌ったり(メリッサ)、歌うのを断固拒否したり(ジョシュ)、果たして二人は無事に現代NYに帰れるのかーー?
あの名曲をすげー下ネ……性教育の歌詞で歌い上げたりとなかなかいい性格したコメディドラマなので、毒っけにある程度耐性がある人にオススメ。
全6話完結済なので、一気に観れます。

って、まさかの2ndシーズンがスタート!
現実の生活に疲れ、シュミガドーンに戻ろうとする二人。しかしたどり着いた先はちょっと様子が違うーー?
今度は70年代パロということで、シカゴやヒッピーネタやら相変わらずキレッキレ!
メリッサ役のセシリー・ストロングがだいぶ太ましくなっていますが、踊るとチャーミングだし、「痩せなきゃ!」みたいな呪縛もなくそのままの体型で出演しているの、時代ですね。


「フォー・オール・マンカインド」

ジャンル:歴史改変SF 社会派ドラマ
対象年齢:

1969年、もしアポロ11号が月面着陸できず、ソ連が先に月面着陸していたらーー?という歴史改変SFドラマ。
ソ連とアメリカの宇宙開発競争は収束どころかますます激化し、NASAはガバメントやアーミーのコントロールを受けることになる。現実(平行宇宙)の事件もちょっとずつズレていく(世界情勢もだし、あの人が暗殺されずあの人が暗殺されるとか、あの人のセックススキャンダルはあの人が起こすとか)

70年代、ソ連は先進性アピールで初の月面着陸に女性宇宙飛行士を月面に送ったため、アメリカも対抗して女性宇宙飛行士の養成を開始する、というのがシリーズ1のメインストーリー。アメリカ人女性版「度胸星」といった趣き。彼女たちの訓練の様子が視聴者も引っ張るので◎。後にこのシリーズ最高のキャラとなるモーリーもこの段階ではちょっと嫌なスレたベテラン女性パイロット。
80年代、お互い月面基地を建設し張り合い続けるソ連とアメリカ、冷戦化の緊迫した状況の中それぞれ月面に武器を持ち込むる、というのがシリーズ2。キューバ危機ならぬ月危機だ。
90年代、人類はいよいよ火星へ向かう。月面着陸のリベンジを果たしたいNASA、先進的な民間企業ヘリウス、当然ソ連(崩壊しない!)も火星一番乗りは譲らない。一体、誰が火星に一番乗りするのか!?、というのがシリーズ3。
00年代のシリーズ4は火星に基地を作ってるのでもう未来みたいなもんですよ。ところでお隣の某国がミサイル発射してるのは、このドラマを観て興奮してるからじゃないかと邪推してますがどうでしょう。生き残っているメインキャラクターがだいぶお年を召してるしモーリーみたいな痛快なキャラもいないので、ちょっとストーリーが重たく感じるのが難点かな。。

「新スタートレック」「DS9」に脚本で参加し、「アウトランダー」の製作総指揮を務めたロナルド・D・ムーアが製作総指揮ということで、SF(宇宙)描写や歴史改変描写もお手のもの。
映画並みの映像クオリティ、危険で極限状態の宇宙空間、国家に翻弄される科学者の悲哀、歴史が変わったことで変化した価値観・変化しない価値観の描写などなど高クオリティなドラマです。
個人的に原爆投下の罪の意識をドイツ系科学者だけに背負わせたのが気になりつつーー😌 アメリカ、そういうとこだぞ。


「シュリンキング:悩めるセラピスト」

ジャンル:コメディドラマ
対象年齢:普通かなぁ

妻を亡くし悲しみに暮れるセラピストのジミー。そんな彼が新たに試すことにしたのが、自分の考えをそのまま伝える、残酷なまでに正直なアプローチだった。

Apple TV+公式サイトより

という粗筋だとちょっとよく分からないのですが、精神科医が自分自身の抱える問題に向き合って、娘、友人、ご近所さん、同僚たち、患者たちとの関係を前に進めていこうという感じのストーリーです。

説明が難しいのですが、全体の雰囲気が心地よいのでストレスなく観進めることができます。
ハリソン・フォードがApple TV+初登場。無骨な演技が役柄にフィットして(使い方がうまい)、とても◎。毎週ハリソン・フォードが観られるって贅沢〜〜〜!
各登場人物のキャラクターが深掘りされたあとのSeason2では、皆が集まってトークで掛け合いしてるだけで面白いという粋に達してます。


「神話クエスト」

ジャンル:コメディ
対象年齢:全般

大人気オンラインゲームのゲーム制作会社を舞台に、一癖も二癖もある……というか癖しかないキャラ達が喧嘩したり駆け引きしたり協力したりしながら、最高のゲームを作り上げる(とにかくゲームを売る)べく奔走するストーリー。

このドラマ、正直軽い気持ちで観始めたんですが、脚本と演者がキャラクターに命を吹き込み、シーズン2あたりから各キャラが生き生きとテンポ良く暴れ出します(1話30分なのでさくさく観進められます)。私は特にアジア系ギークの天才プログラマー ポピー、冷酷で無慈悲なインド系マネタイズ部長 デヴィッド、誰よりも偉そうで口が悪く野心家な中西部出身の新入りアシスタントのジョーがお気に入り。彼らみたいなキャラクター造形ってこれまでにないレベルまで到達していると思うんだけど、どうでしょう。
コメディシリーズなのにシリーズに1回はお笑い抜きの過去回を入れてきて、これがまた秀逸! 昔のゲーム会社のカップルだったり、作家デビューを夢みるSF作家の卵たちだったり、とにかくゲーム愛へと通じる内容で、この過去回やりたくてシリーズやってる?と思っちゃうくらいの神回をぶっこんで来るのがすごい。

シーズン3でちょっと勢い落ちて、シーズン4で盛り返したんですが完結になってしまいました。


番外編の短編集「サイド・クエスト」、神話クエスト周りの人々(ボスに振り回されるアートディレクター、コミックショップに集うオタク達、ゲーム音楽でツアーしているオーケストラ員、ゲーム仲間の高校生グループ)、どれも内容が秀逸で、特に3本目のオーケストラ員のやつは「番外編で使っちゃう演出かな??映画でやったら?」と少し困惑してしまいました😅


「ザ・モーニングショー」

ジャンル:社会派ドラマ
対象年齢:大人向け

シーズン1の予告を見つけられなかったのでシーズン2の予告です。まぁ雰囲気だけでも。
「フレンズ」(あるいはブラピの最初の妻)で有名なジェニファー・アニストン、「40歳の童貞男」「ミニオンズ」シリーズのグルーの声のスティーヴ・カレル、ここでばーん!と代表作出しずらいんだけどオスカー俳優のリース・ウィザースプーンなど、人気俳優&実力派俳優を揃えて最初から話題性が高かったこともあり、「テッド・ラッソ」と並ぶApple TV+のヒットドラマとなりました。
アメリカで高視聴率を誇る朝の報道番組を舞台に、Me too運動で糾弾・降板された人気キャスター ミッチ、番組と自分の立場を守りたい人気キャスター アレックス、穴埋めで急遽(無理矢理)抜擢された協調性0のリポーター ブラッドリー、番組チーム内の人間関係が交差してストーリーは進んでいきます。
登場人物が皆身勝手で感情的でありつつ魅力的なのでシーズン2まで一気に見ちゃいました。シーズン3も絶賛公開中!


「セントラル・パーク」

ジャンル:アニメーション コメディ ミュージカル
対象年齢:13才〜

「ザ・シンプソンズ」テイストの絵柄のミュージカルコメディアニメ。セリフ回しゆえかPG13+なので、「アニメ=幼児向け」と考えてる人は要注意かな。
NYはセントラル・パークを舞台に、ストリートミュージシャンによる道先案内とともに、セントラル・パークの管理人とその家族、セントラル・パークを買い取って開発(滅ぼ)したい大金持ちがシニカルなドタバタを繰り広げていくーー。
道先案内人役をジョシュ・ギャッドが演じています。「アナ雪」シリーズのオラフなど日本ではアニメでの声優としての活躍が目立つ彼ですが、実写でも「ピクセル」「スティーブ・ジョブズ」など良い演技を魅せています。
良作だと思うんですが、Apple TV+としては日本向けにそんなプッシュする気がないらしく、日本語字幕の予告を見つけられませんでした。
とはいえ、日本語吹き替え版は英語版との違和感がなく、歌もうまく日本語をメロディーに乗せててとても質が高いので、おすすめですよ。


「真相 – Truth Be Told」

ジャンル:サスペンスドラマ
対象年齢:大人向け

売れっ子オクタヴィア・スペンサー主演のクライムサスペンスドラマ。

ポピー・パーネルは犯罪ポッドキャストを運営する有名なジャーナリスト。彼女が報じた殺人事件で当時16歳の少年ウォーレン・ケイブは終身刑となっていた。19年後、ウォーレンに冤罪の可能性が浮上し、ポピーは再調査に乗り出す。

Apple TV+公式サイトより

というのが1stシーズンのあらすじです。
とにかくキャスティングが豪華!というか良い俳優揃えてて、絵面も良いしで、どんどん引き込まれます(アーロン・ポール最高!)。
クライムドラマということで殺人事件の犯人はもしかして?と色んなキャラクターがフォーカスされていくのですが、制作の意図なのかどうか知りませんが後半になってくるとそのたびにPodcastで「犯人はあいつです。私にはわかりました」と配信するポピーに冷や汗をかいてきます。
2ndシーズンではそのあたりツッコまれています。そりゃあな!
でもオクタヴィア・スペンサーがかわいいぞ。


「バッド・シスターズ」

ジャンル:ブラックコメディ
対象年齢:大人向けかな?

舞台はダブリン、固い絆で結ばれたガーランド姉妹。ドラマは姉妹の一人のモラ夫ジョン・ポールが亡くなったところから始まる。保険金を支払いたくない貧乏な保険屋は殺害を疑って姉妹の調査を進めるが、姉妹は口裏を合わせてやり過ごそうとする。
ドラマはジョン・ポールが生きていた頃の回想を交え、このモラ夫がいかにクソ野郎で妻だけではなく姉妹、同僚、ご近所さんと加害と抑圧を繰り広げていたか明らかになっていくーー。
そりゃ姉妹も殺したくなるよね!と納得する流れ。実際姉妹もあの手この手でジョン・ポールを殺そうとするが、憎まれっ子世に憚るの言葉どおりジョン・ポールは生き延びてしまう。
はたしてジョン・ポールはどうやって死んだのか??! 誰がジョン・ポールの息の根を止めたのか??

一気見しちゃいました。ジョン・ポール役の人がまさに怪演。一人「ゲーム・オブ・スローンズ」から現代に転生してきたのってくらいの暴れっぷりです。こいつ絶対ラニスター家の血を引いてるぞ!!


「Trying 〜親になるステップ〜」

ジャンル:ヒューマンコメディー
対象年齢:全般

舞台はロンドン。不妊が発覚したニッキーとジェイソン、自分達の子供ができないなら養子縁組があるじゃない!と奮い立つも、養子縁組を目指すキラキラ完璧な夫婦たちに囲まれて劣等感に悩まされたりと四苦八苦するヒューマンコメディー。主役二人もなかなかの変わり者ですが、二人の実家(&姉のパートナー)も輪をかけて変わり者。そんなメチャクチャな皆が養子縁組へのステップごとに彼らなりに成長していくストーリー。
1話30分で吹き替えも質が良く、いい意味でライトな視聴感なので、作業中の流し見もしやすいです。


and more

観てオススメだと思ったら増やしていきます。

M・ナイト・シャマラン監督の「サーヴァント ターナー家の子守」は、私がホラー嫌いなので(怖いから)1話切りしちゃいました。なのでオススメしてません。評判は良いし、ハリーポッターのロイ役で有名なルパート・グリントがいい感じの演技してたりするので、ホラー好きの方はチャレンジしてみてください。
「テヘラン」は、イスラエルの女スパイがテヘラン潜入するも……なお話なんですが、イスラエル製作ってだけでマジ恐怖なので途中で挫折しました。

大好きなぬまがさワタリさんのAppleTV+作品おすすめ記事!! めっちゃ観倒してる……。さすがや。自分がこれから観たい作品のアンテナにもなるし、観た作品の他人の感想を読むのも楽しいし。これも作品数が比較的少ないAppleTV+ゆえですよ。