確定申告のはなし 2021年度編 | 初めての青色申告はやよい会計に頼りきり! そしてミス!

さて、今年度より青色申告となりました。やよい会計を使ってるのですが、前もって青色申告に切り替え済み。
年度末で会社の方の仕事で大忙しだったこともあり、慌ただしく確定申告を済ませました。
そんなこんなでろくにメモってなかったんですが、それも含めて記録しておきましょう。

2021年度の状況

  • 会社員兼個人事業主
  • 今年度から青色申告
  • 会社の年末調整で、生命保険や小規模企業企業共済等の控除申請はしてもらっている
  • 個人事業の方の帳簿はやよい会計で付けている
  • 確定申告は、そのやよい会計の帳簿、会社を含む源泉徴収票、ふるさと納税およびUNNHCR・国境なき医師団への寄付の領収書を揃えてスタート

わかってるつもりでわかってなかった帳簿付け


数年前からやよい会計の白色申告と使い、前もって青色申告に切り替え、「発生主義」も理解して帳簿を付けていたつもりでした。
途中で上記記事を読んで、「売掛金」「未払い金」という単語の存在を初めて知ります。全然ダメじゃん! 1月から請求・振込の記入をやり直しましたね。副業個人事業主なのでそこまでギャラ発生の回数が多くないのが助かった。。確定申告直前に気付いてたら年度末の多忙さもあってパニックになってたかも。

今年はやよい会計で書類作成。プリントアウトで書類を郵送


去年は会社の給与所得の処理で混乱し、国税局の「確定申告書等作成コーナー」で手入力&書類を送信するという、やよい会計を活かしきれない真似をしておりました。

今年も相変わらずマイナンバーカードを作っておらずID・パスワードでe-Taxなので、去年と同様かと思いきや、やよい会計ですべて入力し書類を作成→書類をプリントアウトし郵送という選択になりました。(理由はあったはず……も覚えてない。思い出したら追記します)
「確定申告書等作成コーナー」でてんやわんやせず、慣れ親しんだやよい会計から確定申告の書類作成まで行けるので、圧倒的に楽!!!

完成する前にどうしても金額が合わない事案が発生しましたが、「売掛金」を登録時に「うち源泉徴収税額」で金額を入力していて、回収時にもふたたび「うち源泉徴収税額」に入力したため、源泉徴収の金額がWで計上されていたのが原因でした。
修正したら金額のズレも解消してくれました。ほっ。

やよい会計の段階で還付金の額も分かりました。私の場合、源泉徴収されていた分が丸々返ってくるので確定申告大好き😍
一社だけ源泉徴収票を送ってくれない取引先があったけれども、縁を切りたかったのでそこの源泉分は諦めます。案件で関わってるときから雑な対応だったけど、最後の最後まで雑を貫き通してくれていっそ清々しいですわ。

書類郵送時の注意事項?

確定申告の情報を載せているサイトはたくさんありますが、欲しい情報にピンポイントでたどり着けなかったり、検索結果を探っても他サイトの情報をコピペで持ってきたような「さっき見たわ」なサイトだったり、今年の情報なのか判別つかないサイトとか、なかなか苦戦しました。

書類郵送時に本人確認書類や控除の書類を同封する必要があるという情報に辿り着いたのは、発送が終わってから。ええ〜〜〜! でも必要があると書いてないサイトも結構ある。どっち?!
返信用の封筒も同封したことだし、問題あったら電話なり郵送なりで連絡来るでしょ(連絡ください、お願いします)とハラハラしつつ大人しく待つしかありません。

3週間後、受理しましたよと控えの書類が返信用封筒に入って返ってきました。受理……されたってコト?! ほっとしていいの?? とハラハラは収まりません。
無事受理されたということは、本人確認書類や控除の書類は必須では無いってことですかね?? 分からないままハラハラはやがてモヤモヤへーー。

還付金が振り込まれたのは提出から6週間後でした。結構待たされましたが、郵送で提出した場合そのくらいかかるようですね。オンラインで完結できてればもっとテキパキと確定申告から還付金ゲットまで進むので、うーん、やはりマイナンバーカードを作るべきか。面倒くさいし、物を増やしたくないんだよな……😌
Anyway、2021年度の還付金で京都で開催されるブライアン・イーノ展に行ってきます!

フライヤー

追記:後からミスを発見!やり直しと再申請と不受理

やらかしに気付く

2023年の正月休みが暇すぎて、確定申告の準備をすべしとやよいの青色申告を開き、領主書や通帳と照らし合わせる作業を始めました。
そこで気付いたのです。2022年度の期首残高が通帳の残高と合っておらず桁が一個多い額になっている、そして未払金がアホほど溜まってることに。当然2022年度の期末の数字もズレたまま。

去年自分が何をやらかしていたのか、このブログ記事をチェックします(残しているって大事ですね)。
……あやしい。忙しさを言い訳に雑なことをしている予感がビンビンします。
源泉徴収税額に絡んで金額が合わないことに気を取られて、口座の残高を合わせる方には気が向いてなかったようです。
さらに! クレジットカードで買い物をした際の記帳だけしていて、口座からクレジットカードの引き落とし時の記帳を一切やっていませんでした。このせいで未払金が異様にふくらんでいたのです。


「わかってるつもりでわかってなかった帳簿付け」なんて上の方のセクションで触れていますが、やっぱりわかってなかった!

なんて奴、こんなこともできないのか! と自分を責めつつ、青色申告やってる雑貨屋さんの友達Mに連絡を取ってみます。Mは自分より雑そうなので、きっと彼女もメチャクチャなはず。しかし、「弥生会計使えば簡単でしょ?」と心無い返事が。Mでもちゃんとやってることを自分はできてなかったんかい……と余計凹んでしまいました。
でも凹んでる場合ではないのです。税務署の人に怒られたら怖いんです!(※勝手なイメージです)
金額合ってないならやり直しじゃ!

領収書、クレカの利用明細を再チェック!

クレカの利用明細はWEBからPDFでダウンロードしていたので、プリントアウトし、ちゃんと記帳できているのか赤ペンでチェックしていきます。
漏れていた口座からクレジットカードの引き落とし時の記帳も行います。これ、買い物したときの記帳後に「→支払取引を入力」から記帳処理できるんですね。やよいさん親切。
そもそも記帳漏れの雑費まで何件か。去年の自分め〜〜!とキーッとなりかけますが、これは自分のやらかし。怒るんならお前が手を動かせってことで、通帳の残高と合うまで精査します。

確定申告をやり直せ!


「納める税金が多過ぎた場合や還付される税金が少な過ぎた場合」なら更正の請求、「納める税金が少な過ぎた場合や還付される税金が多過ぎた場合」なら修正申告となるのですが、今回の場合は特に収入が増えるでも減るでもないため税金の額にも関係ない。
一体、過去の確定申告の何の申請なのか頭の中で「??」がぽよんぽよんしています(AEの勉強も並行していたので動かし脳になっていた)

でも、口座の残高と期首(期末)残高が違うってダメでしょ?! 怒られるでしょ?! とこちらも必死です。やっちまえ。


e-Taxのサイトから進めます。
ひととおり入力してデータをDLした後、このデータをどこから送信すればいいのか分からずつまずきます。DLしたデータ形式と、アップできるデータ形式が異なる。。なぜ??? 3周くらい各項目の数値を入力するとこからやり直して一旦ストップーー。

途方にくれていたところ、ブラウザで開いている「やよいの青色申告」のページに「e-Taxでの提出:e-Tax申告データをダウンロードして、e-Taxソフト(WEB版)で申告することができます。」との文字が目に入ります。
え、ここからできんの?!(※過去の確定申告はここからはダメです)
去年と違って今年の私にはマイナンバーカードがあります。これがウワサの「マイナンバーカードがあると確定申告が楽」なのか?
さっきまでのループがうそのようにサクッと送信できました。

税務署から電話が来たよ

後日、税務署から電話が来ました。無駄に直立して電話を取ります。
平たく言うと、

  • 過去の確定申告の修正ならそれ用の申請をして。
  • 今回は別に所得税が変わるわけでもないから再申告(修正)の必要はない。
  • 口座の金額が去年の申請時と異なっても特に問題はない(聞かれたら事情を説明して)
  • 送ってもらった2021年の確定申告は不受理ということで。

あんだけバタバタしたのに。。
というか、去年の確定申告の間違いに気付いたときに税務署に質問すればそれで済んだ話でした。「怖い」というイメージだけで勝手に謎ムーブをかましてしまったわけです。お恥ずかしい。。

ひとつこのドタバタで良かった点を上げるなら、2022年度の青色申告にむけて予習となったことでしょうか。
やよい会計は確かに便利ですが、自分自分でも記帳について勉強していないと話しになりませんね。反省です。。