Illustrator アイソメトリック図法研究② | 実践編 – 箱を作ってみる

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前回の基礎編ではアイソメトリック図法についての基礎的な部分の解説をしました。


今回は実際に図形を作ってみます。

ベース作成

自分のモチベーションを上げるため、パイロットの製図用インクのパッケージをアイソメトリックで作ってみます。ああ、欲しい。

パッケージの箱のそれぞれの面を作成します。ざっくり作ったので縦横比は実物ぴったしではないです。
必要なのは3面だけですが、素敵なのでアイソメトリックにしたときに見えない面も作ってしまいました。

商品パッケージを元に私がデータに起こしましたが、著作権的に問題があるかもしれません。問題があったときは差し替えます。

立方体というシンプルな形状なので、色々なやり方でアイソメトリック化を試してみます。

その1:アピアランスを使って各面それぞれアイソメトリック化

Illustratorの便利な機能を使います。
「効果」>「3D」>「押し出し・ベベル」でなんとアイソメトリックが簡単にできるんですね〜。

「アピアランスを分割」するまでは、元図のままなので各面を箱の形に寄せるのが若干面倒です。
そして、各面の模様(デザイン)が少し薄くなってしまいました。

その2:アピアランスで一面から立方体を作り各面にマッピング

元図の各面をそれぞれシンボルに登録します。登録といってもシンボルパネルにドラッグするだけです。

その1と同じく「効果」>「3D」>「押し出し・ベベル」からアイソメトリックにします。
今回は図無しの上面のみから立方体にします。
(厳密に作業する場合は奥行きは計算して設定してください。今回は適当です)

ダイアログ下部の「マッピング…」から、各面にシンボルの図を配置することができます。

配置後、なぜか図が上下さかさまになってることがあるので、その場合は上の画面で配置するシンボルを回転して対応します。
奥行きの数値を適当にしたせいで左面の模様がズレてしまいました。悪い見本として参考にしてください。(すみません)

その3:アクションを使って各面に変形をかける

アクションを使わなくてもいいのですが、使った方が拡大縮小・シアー・回転が一瞬で反映されるので、このやり方を多様するときは是非使いましょう!
左面・右面に影を付けたいときは、ベースの四角をコピペで前面に持ってきてグレーの乗算などで対応します(つまり手動です)。

変形に関する数値については前回の記事でまとめています。

まとめ

今回の記事では3通りのやり方を試してみました。
イラストで使うのか、デザインで使うのか、図面で使うのかで、やりやすい(修正しやすい)データの作り方も異なりますので、自分にフィットしたやり方を探してみてください。

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