「Apple TV+」これを観て!|映画編


上記記事で紹介する作品数が増えてきたので記事を分割しました。こちらの記事では映画をまとめます。

単品作品

シリーズものを追いかけるのも結構体力がいるもの……、単品映画をサクッと楽しいたいときもありますよね。
Apple TV+にはクオリティの高い作品が揃っています!
(よく挙げられる「Coda コーダ あいのうた」ですが、日本ではGAGA配給で権利が向こうにあるためApple TVでは観られません)


「F1 ザ・ムービー」

ジャンル:スポーツ
対象年齢:全般

劇場で大ヒットしていたのでご存じの方も多いのでは? 主演にブラピを迎え、Apple TV待望の劇場公開大ヒット映画!
「超高速”体感”エンターテイメント」の謳い文句のとおり本当ならIMAXで音の圧を感じながら観るのがベストだったんでしょうが、まぁでも家で観られるのもありがたいことですよ。

元F1ドライバーのソニー・ヘイズは様々なカーレースを渡り歩く日々を過ごしていた。ある日F1時代の元同僚にスカウトされ、F1で鳴かず飛ばずの下位チームに参加することに。才能はあるが協調性の無い若手レーサー、新マシンを開発中のチーム、スポンサーと板挟みの元同僚と上位進出を狙う。

「テッド・ラッソ」でドクター・シャロンを演じたサラ・ナイルズ、制作発表時はブラピの恋人役とされていたんですが、同僚の若手ドライバーの母親役になってましたね。あれはなんだったんだろう?


「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」

ジャンル:サスペンス 西部劇
対象年齢:大人向けかな

ジャーナリストのデビッド・グランがオクラホマで起きたアメリカ先住民連続殺人事件について書いたベストセラーノンフィクション「花殺し月の殺人 インディアン連続怪死事件とFBIの誕生」が原作。
監督はマーティン・スコセッシ! 出演はレオナルド・ディカプリオ! ロバート・デ・ニーロ! リリー・グラッドストーン! 上映時間3時間26分!!!
近年珍しい重厚な映画です。静かにそして不穏に流れる映画内の「時」に飲み込まれますが、さすがに3時間以上ある映画だけあって途中で『あれ、終わるつもりないな?』と我に返ります。
本当は劇場で観ておくべき作品だったんですが、こうしてAppleTV+で観られるもの嬉しいですね。というか、「良い映画」(「文化」と言ってもいいかも)のために資金を出してくれているApple、ありがと!


「ファミリープラン」

ジャンル:アクション コメディ
対象年齢:ちょっとエッチなシーンはあるよ

元殺し屋のダンは、今では平穏な家庭を築いていた。しかし、ある日殺し屋が身の回りに現れだし、ダンは家族を守るため家族旅行のふりをしてラスベガスを目指すーー。
正直、既視感のあるストーリーなんですが、ダン演じるマーク・ウォルバーグはじめ妻役のミシェル・モナハン、ティーンの子役等もこれからブレイクしそうなフレッシュなキャスティング、テンポ良く進むストーリー、コメディベースと思いきやキレッキレのアクション! と、視聴数が歴代TOPクラスで多かったのも納得の出来となっています。
Apple TVってこれまで何というか「素行の良い俳優使ってます」な感じあったんですが、失礼ながらマーク・ウォルバーグがくるとは……! そのギャップすら演出に使っているとこありますね。
マーク・ウォルバーグで殺し屋役といえば、「ビッグ・ヒット」(1998)。今作はまるで続編のようなもの! あの映画好きだったんで泣いちゃう。。(勝手に)

好評につき続編映画も作られました。豪華ゲストを迎えてのホリデー・ムービーで、こちらも再生ランキング上位に入ってます。


「フローラとマックス」

ジャンル:音楽 ジョン・カーニー
対象年齢:大人向けかな

「ONCE ダブリンの街角で」「シング・ストリート 未来へのうた」のジョン・カーニー監督作品。この2作が好きなら観ておけ観ておけ。
主人公フローラは17歳で子供を産み、現在はシングルマザーとして反抗期の息子マックスを育てる。とはいっても可哀想な健気なシンママではなく、真逆の自由奔放な激しい性格。
ある日、息子に中古のギターをプレゼントするも弾いてもらえないので、自分でギターを習うことに。オンラインレッスンでカリフォルニアのジェフ(「Mr.コーマン」のジョセフ・ゴードン=レヴィット!)からギターレッスンを受けはじめるーー。
フローラを演じるイヴ・ヒューソンの魅力も相まって、最初は「す、すげー女だな……!」な印象なのに最後にはフローラを応援しちゃう映画マジック。日本だとAppleTV+ってあまり皆観てないんだけど、勿体無いっ。皆、観て〜〜!


「スピリテッド」

ジャンル:ミュージカル クリスマス
対象年齢:

クリスマスイブの夜、4人の幽霊が強欲でケチなスクルージの前に現れるーーこれまで幾度となく舞台や映画で上演されてきた「クリスマス・キャロル」を現代アレンジでApple TVがお送りする。
ミュージカル仕立てなので元々歌って踊れるウィル・フェレルにライアン・レイノルズが頑張って着いていってる(頑張ってるのは編集もか)のが応援したくなる。歌に踊りに映像の華やかさ、視聴後のほんわか感など、ホリデーシーズンにぴったりの作品ですよ!


「ビロードのうさぎ」

ジャンル:短編 実写ときどきアニメーション クリスマス
対象年齢:

古典的名作「ビロードのうさぎ」の映像化です。実写と空想部分やおもちゃ達の会話は時々アニメーションを加え、変化する環境に馴染めず引っ込み思案な少年の内面をたくみに描写します。
ていうか、私自身もぬいぐるみと心通わすタイプの子どもだったんですが、側からみてるとこういう感じなんですね……。


「STILL マイケル・J・フォックス ストーリー」

ジャンル:ドキュメンタリー
対象年齢:

マイケル・J・フォックスのドキュメンタリー映画です。幼少時代からハリウッドで成功を掴むまで、そしてパーキンソン病を発症してから現在に至るまでを、マイケルのインタビューや過去映像を交えて構成しています。
今年のエミー賞ドキュメンタリー部門でも作品賞にノミネートされましたね。


「ゴーステッド」

ジャンル:アクション ラブコメ?
対象年齢:

ファーマーズ・マーケットにクリス・エヴァンスが働いてたら毎週通うわよ!
と真っ先にツッコんでしまいましたが、CIAの美女に惚れたパッとしない農家の青年が国際犯罪組織を追うミッションに巻き込まれてーーーというざっくりストーリー。
主役二人の顔がとにかく良いし、危機になり過ぎないアクションと、気軽に観られて良いです。こういう直球のエンタメ作品もお出ししてくるとはApple TVもやりおる……。


「テトリス」

ジャンル:実話を基にしたドラマ
対象年齢:

アメリカのビデオゲームセールスマン、ヘンク・ロジャース(タロン・エジャトン)と、彼が1988年に見いだしたテトリスを巡る実話を基にした作品。このゲームを世界に発信しようとしたヘンクは、張り巡らされたウソと鉄のカーテンに隠された腐敗した世界に足を踏み入れることになる。

Apple TV+公式サイトより

という粗筋だけを頭にインプットした状態で観ましたよ。
映画の中では鳴かず飛ばず的な描写をされてる主人公のヘンク・ロジャースですが、実は「ザ・ブラックオニキス」の制作者で(”マイコン”という言葉があった時代ですね)、この人自身も日本ゲーム界では結構なレジェンド。
さらにゲームボーイ発売前の任天堂や山内社長が登場したり、ヘンクの妻役に文音(長渕剛と志保美悦子の娘)がキャスティングされてたり、中年以上は誰もが知ってる日本語のあの曲が劇中歌で使われていたり、日本周りで情緒を派手に揺さぶられてしまいました。
後半は崩壊直前のソ連を舞台に、権利(利権)を巡るスパイ・サスペンス的な盛り上がりをみせます。

「会いに行けるゴルバチョフ」とかツッコミどころはありつつも、世界で最も有名なゲームタイトルを巡る実話ベースの映画とあって、ゲーム業界でも話題になっている作品です。


こちらの記事では、なんとヘンクとテトリスを開発したパジトノフご本人の現在のインタビュー動画も掲載されています。さすがレジェンド!

余談ですが、テトリスは爆発的に世界中で大人気になり、「ゲームに熱中させて生産性を落とさせようとするソビエトの策略だ」と言われていたこともあります。映画内では逆に「お前が作ったゲームのせいでソビエトの労働者達がゲームに夢中になって生産性落ちたわ」とパジトノフが詰められてて笑っちゃった。


「カム フロム アウェイ」

ジャンル:ミュージカル 舞台
対象年齢:全般

実話を基にしたトニー賞受賞ミュージカルの映像化。2001年9月11日米国同時多発テロが発生し、アメリカ上空の航空機は飛行をストップさせられた。カナダの小さな町にある古い空港に着陸した38機もの航空機。地元の人々は多国籍の乗客たちを宿への搬送し、食事などのサポートをしていく。誰もが混乱しショックを受けている中、徐々に交流を深めていく。
うまく一人何役も入れ替わりこなしてくな〜と感心してしまいました。あの時のヒリヒリした空気を思い出しちゃいますが、優しさが存在したってのは希望ですね(偏見で酷い目に遭ってる人もいるんですが……)。


「ぼく モグラ キツネ 馬」

ジャンル:アニメーション
対象年齢:ちびっ子〜

祝! 2023年アカデミー賞 短編アニメ映画賞受賞!🎉

同名の絵本の短編アニメーション映画です。
原作の絵のままのドローイングペンで描いたような筆跡がそのまま動く! 美しく静かで優しい世界観、表現力豊かな声優(吹き替え版オススメ)……解説しようとしても野暮になるだけなので、素直に観て!


「ラック〜幸運をさがす旅〜」

ジャンル:3DCGアニメーション
対象年齢:ちびっ子〜

メチャクチャ運の悪い女の子サム。18歳になり孤児院から独り立ちするが、暮らしも仕事も運が悪過ぎてメチャクチャ。ある日、黒猫に出会い幸運をもたらすペニーコインを手に入れるも運が悪過ぎて紛失する。サムは自分はともかく孤児院に残る友達の女の子には幸せになってほしい。その子にプレゼントするためペニーコインをもう一度入手すべく黒猫を追いかけ、人間が入り込んではいけないファンタジックな“運の国”にたどり着くーー。

こちらはドラマシリーズではなく90分のアニメ映画です。
「トップガン マーヴェリック」「ミッション:インポッシブル」シリーズ、新生スター・トレックシリーズのSKYDANCEのアニメーション部門が制作していることもあり、3DCGの質が高い! 黒猫の毛並み、猫らしい動き、”運の国”の夕刻のような日差し……と素晴らしい仕上がりになっています。
(製作に元PIXAR/ディズニーのジョン・ラセター、監督は女性のペギー・ホームズ。てことはジョン・ラセター心入れ替えたんか?)
尖ったギャグももちろん下ネタもないので、善良な人にも安心してオススメできます!


「ウルフウォーカー」

ジャンル:アニメーション
対象年齢:ちびっ子〜

この作品は「Apple TV+」オリジナルではないんですが、制作スタジオがAppleと契約してるようで「Apple TV+」で観れちゃいます。私はまずこの作品目当てで「Apple TV+」に登録しました。
アイルランドのアニメーションスタジオ「カートゥーン・サルーン」製作!

舞台はまだ豊かな森の残る17世紀アイルランド。イングランドから来たハンターの娘ロビンと、“ウルフウォーカー”の娘メーヴが森の中で出会いいつしか友達となる。しかし開発と侵略のため狼を亡き者にしたい統治者の元、二人は街と森とで離れ離れになってしまうーー。
表現力・メッセージ性ともにクオリティの高いアニメーション映画です。

他のブログで「絵が雑」という感想を見かけたのですが、私はこの手描きっぽいラフな線がアニメーションとして動くことの凄さに驚いたわけで、人によって受け取り方がさまざまだなぁと。