「Apple TV+」これを観て!|リミテッドシリーズ編


上記記事から分割しました。こちらではリミテッドシリーズ(1シリーズ完結もの)の作品をまとめます。

リミテッドシリーズ

「フラグルロック:みんな、ただいま!」

ジャンル:マペットアニメーション
対象年齢:ちびっ子〜

マペット好きの皆〜〜〜〜〜!!! ジム・ヘンソンと聞くと浮き足立つ皆〜〜〜〜〜〜!!! 「フラグルロック」の新作がApple TV+で登場だよ〜〜〜〜!!!!!!

フラグルのキャスト(?)はママ。吹き替えや人間の博士はさすがにキャスト変更。メインテーマ曲はもちろんあの曲!(ただし吹き替え版では新訳になっています)

と、ここまでフラグル大好きガチ勢っぽく書いてますが、新作を見て各フラグルのキャラと名前を認識したり。昔NHKで見たときはまだ小学生くらいだったもんなぁ💧
ちなみに旧作はNHKが当時の吹き替えのビデオを紛失だか捨てただかでもう見ることはできないとガッカリしてたのですが、Disney+で見られるという情報が。新吹き替え版かな? なんとこちらもApple TV+で観られることを発見!! 吹き替え新キャストですが、こうやって再び観られてうれしい😭😭 Apple、ありがとう!!!

▼新作

▼旧作


「ラスト・フロンティア〜最果てのアラスカ〜」

ジャンル:クライム アクション
対象年齢:PG15+

囚人輸送機がアラスカの人里離れた未開の地に墜落したことで一変する。数十人もの凶悪犯が野に放たれ、フランクの管轄区域は混乱の渦に。町を守るために奔走する彼は、やがてこの墜落が単なる事故ではなく、世界を揺るがしかねない壮大な陰謀の第一歩であることに気づき始める……。

Apple TV+らしからぬいかつさとアクションの連続です。私は結構好きだったんですが残念ながら1stシーズンのみとなりました。
ヘイリー・ベネット(「マグニフィセント・セブン」「イコライザー」「シラノ」)を堪能する欲張りセットとしても楽しめます。ていうか、ヘイリーがか弱い小動物のように写ってるけど彼女173cmなんですよね。他のキャスト、どんだけデカいんだ……。


「レッスン in ケミストリー」

ジャンル:ドラマ
対象年齢:全般

「キャプテン・マーベル」のブリー・ラーソン主演のドラマ(だいぶ印象は違います)。
舞台は1950年代初期。女性は女性らしく、家庭的であるべき、科学者だなんてとんでもないという当時の社会風潮とアクシデントにより、科学者になる夢を阻まれたエリザベスが主人公。料理番組のオファーを受け、科学的な目線でテレビの前の女性たちに向けてレシピを伝えていくことになるーーというストーリー。
今となっては「えーーっ!?」と感じる当時の常識に驚きつつ、自分を曲げずにテレビで発信をする彼女の芯の強さに惹き込まれていきます。

Apple TV+も初期はコンテンツ不足が否めなかったのですが、「テッド・ラッソ」が終わっても本作や「モナーク」といった話題の新作を出しつつ人気シリーズ作品の続編も入れ替わり立ち替わり配信してくるこの強さ! 質を保ったことによる現在の快進撃なんですが、こんな強力配信サービスとして育つとは。。(日本では地味ですが)


「ブラックバード」

ジャンル:クライムサスペンス
対象年齢:全般

実話をもとにしたドラマシリーズ。
麻薬取引で服役中の人たらしのジミーは、連続殺人犯ラリーの供述を引き出したら釈放との取引を持ちかけられる。
しかし、相手は連続殺人犯だけあって凶悪犯ばかりの恐ろしい刑務所にいる。行ったとして生きて帰れるのか? そして本当にラリーは殺人犯なのか?
現場検証の刑事以外はほぼ刑務所内でストーリーが進むため空気が重いのですが、そこはジミー役のタロン・エガートンの顔で視聴者を引っ張ります。エミー賞にもタロン、ラリー役のポール・ウォルター・ハウザー、ジミーの父親役のレイ・リオッタがノミネートされましたが、それも納得の熱演です!


「スティック」

ジャンル:コメディ ゴルフ ロードムービー
対象年齢:全般

落ちぶれた元プロゴルファーのプライスは口八丁手八丁で人生の苦境を誤魔化しつつ生活していた。そんなある日、ゴルフ練習場で天才ゴルファーの少年サンティに出会う。彼を育て上げることで自分の人生も立て直せるかもしれないーープライスはサンティをスカウトするも、サンティは毒父のトラウマもあり拒絶する。

検索してもこのドラマの感想が引っかからないタイトル!
登場人物が軒並み生きるのに不器用な連中で(心に傷を抱えてるせいなんですが)、「大丈夫なのか、こいつら……」とハラハラしてしまいます。三歩進んで二歩下がる、いや時々三歩下がってな展開ですが、人生ってそんなもんですよね。


「シュガー」

ジャンル:ミステリー ノワール うーん……
対象年齢:全般

コリン・ファレル、Apple TV+に降臨!!
さまざまな名画のシーンをコラージュしつつ、激渋探偵が行方不明になった富豪の娘の足取りを追います。
初っ端からトンチキジャパンが舞台ですが初っ端だけです。Apple TV+、日本を扱うっていうノルマでもあるのかな。。
6話ラストでジャンルが変わります。唐突過ぎて「え、幻覚?」と世界中が驚くも、7話から元のノワールに。「……やっぱ幻覚だった?」とあなたも振り回されてください!

「フォー・オール・マンカインド」の英雄の息子がこのドラマにも出演。また、ちょっと屈折した金持ちのボンボンを演じてますが、てことは向こうのドラマではもう出番が無いってこと?

インタビュー動画ですが、キメッキメなドラマ出演時と打って変わってオフモードのコリン・ファレルの頭が面白い。そんな爆発するの?!😄


「Mr.コーマン」

ジャンル:ドラマ
対象年齢:大人向けかな?

非常に説明が難しいドラマなのですが……、ジョセフ・ゴードン=レヴィットが監督・脚本・製作総指揮・主演を兼任。ミュージシャンへの道を諦めたコーマンはLAの小学校教師として冴えない日々を送る。……幻覚あり、屈折あり、友情あり、挫折あり……うーん、やっぱり説明が難しい!
でも不思議に引き込まれるエキセントリックな作品です。

なんとジャンルがコメディに分類されています。アメリカ移民達の実話を元にした社会派ドラマシリーズ「リトル・アメリカ」も何故かコメディに分類されているし、アメリカ的(Apple的?)にはパッとしない人間が人生にもがいてるのがウケるんですかね??


「エドワードへの手紙」

ジャンル:ヒューマンドラマ
対象年齢:

同名小説のドラマ版。
旅客機墜落事故の唯一の生存者である12歳の少年エドワード、事故の遺族たちの群像劇。
生きているからには人生は続いていくわけで、それぞれの抱える喪失と再生を魅力的なキャスト陣が演じます。主役の子役とかよく見つけてくるもんだなぁと感心したり。
題材が題材だけにしっとりした感じで話しが進みます。2ndシーズンも制作してほしいけど、子役が主人公だと成長しちゃうからな……。

ところで、良質でシリアスなドラマほどコメントが書きずらい問題。基本的にツッコミ系の感想ばかり頭に浮かぶ癖のせいだな……。


「スモーク」

ジャンル:スリラー 犯罪もの
対象年齢:大人

タロン・エジャント(エガートンとも)が三度Apple TV+とタッグを組む今作は、連続放火事件を追う捜査官と警官のバディもの。と思いきや、それぞれが表面上は隠しているものの抱えている闇の部分が事件と絡み合っていく犯罪スリラー。

「これ来年のエミー賞に絶対ノミネートされるでしょ!」な怪演合戦に、「そう来るんすか?!!」な展開と、ジョン・レグイザモが癒しキャラになる始末。
だいぶ心に来るので、合間に「キングスマン」を見て情緒を調整したい。


「ボーイズ・ステイト」

ジャンル:ドキュメンタリー
対象年齢:全般

テキサス州の高校生男子1100人が集い、架空の二つの政党に分かれてそれぞれ公約を作り、擬似選挙を通して州政府を構築する政治ワークショップが始まる。その様子に密着取材したドキュメンタリー映画。
A24制作。サンダンス映画祭グランプリ受賞。
主要登場人物達のドキュメンタリーとは思えぬキャラ立ちっぷりがすごい! スクールカーストの上位にいそうな陽キャでバカノリしてりゃいいと思ってる少年、障害にものともせず策略を武器に選挙を戦っていく(展開上イビルな立ち位置になる)少年、メキシコ系でリベラルというWマイノリティだが州知事に立候補する少年、優秀でクレバーな黒人だが人種ゆえに敵陣営から攻撃のターゲットとされてしまう少年ーー、「脚本あります」と言って本作品を観せたら皆信じるレベル!
選挙戦の中で各自がみせる愚かさだったり信念だったり冷笑的態度だったり傷付きだったり信頼だったりをよくここまで撮ったなぁと感心しつつ、(アメリカのみならず)民主主義における選挙の歪さも感じてきちゃうすごいドキュメンタリーです。とはいえ、本国アメリカと自分のように他所の国からとで感想や印象も違っていそう。

本編を観終わったあとは、ドキュメンタリー公開を前にメンバー達に当時の振り返りや民主主義政治についてなどインタビューの動画もあるのでこちらもどうぞ。字幕はヒドいですが(品質チェックしないのかな……)。


女生徒バージョンの「ガールズ・ステイト」もあります。内容の違いを比較してみるのも面白いですよ。



「太古の地球から〜よみがえる恐竜たち〜」

ジャンル:3DCGアニメーション 科学番組
対象年齢:みんな

リアルな3DCGで6,000万年前の恐竜時代が再現されます。さまざまな恐竜たちの捕食、求愛、営巣、生から死まで、まるで恐竜版「野生の王国」!(例えが古い)
こんなん恐竜好きのちびっ子、大歓喜でしょ。
個人的に、この3DCGの制作背景というか、それぞれの恐竜の肌の質感、模様、羽の生え方、歩くときの関節の動きや体重移動、鳴き声、求愛ダンス、繁殖地の描写、営巣の様子と卵の形状・並び方……それら全てをリサーチ・監修・修正を乗り越えて作り上げた制作チームのことを考えちゃって、ウヒョウ😅となっちゃいました。


「テレビが見たLGBTQ」

ジャンル:ドキュメンタリー
対象年齢:全般

テレビの変遷を通じてアメリカのLGBTQ運動の歴史を探る全5話のドキュメンタリー。本シリーズは、アーカイブ映像に新たなインタビューを加え、同性愛嫌悪やLGBTQキャラクターの進化、テレビ業界におけるカミングアウトなどに迫る。

Apple TV+公式サイトより

テレビ黎明期から、いかにテレビの中でLGBTQが描写されてきたのか、そして社会の中での扱いはどうだったのかを振り返るドキュメンタリーシリーズ。今だけを見ていると過去のことも「え、そんな酷いことがまかり通ってたの?!」と忘れちゃっていたり。自分自身も「そんな酷いこと」を笑って流していた一員として改めて振り返ることで、LGBTQムーブメントの経緯や主張の起点を理解を深めることができる。できてるかな? できてるといいけど。